プラットフォーム使用ガイドライン

Xのポリシーを再確認し、APIへのアクセスを正しい方法でセットアップすることができましたか?サービスは、Xのプライバシーと管理のガイドラインを遵守していますか?これら2つの質問に「はい」と答えられたなら、X APIとXコンテンツの使用を開始する準備は完了です。Xのプラットフォーム使用ガイドラインは、サービスの開始当初からライフサイクル全体を通じ、ガイドラインを確実に遵守してXコンテンツを使用するための必要な支援を提供します。開発者の皆さまには、XおよびXプラットフォーム全体の統合的運用が利用者にとって安全かつ有益なものとなるよう、これらのルールを定期的に確認することをお勧めします。

 
スパム、ボットおよび自動化

スパムの作成、または何らかのプラットフォーム操作に関与するためにX APIおよび開発者の製品を使用することは禁止されています。開発者は、プラットフォーム操作およびスパムに関するXルールを確認し、開発者のサービスがXのポリシーに違反せず、また利用者がXのポリシーに違反することのないように保証する必要があります。

ツイートの投稿、アカウントのフォロー、ダイレクトメッセージの送信など、書き込みを実行するサービスは、自動化ルールを遵守する必要があります。特に、以下のことに注意してください。 

  • 自動返信またはダイレクトメッセージを送信する前に、必ず明示的な同意を得てください。

  • 開発者からの連絡をオプトアウトするように要請された場合には、速やかに対応してください。

  • 一括フォローなど、大量のアクション、攻撃的なアクション、またはスパム的な傾向を持つアクションを決して実行しないでください。

  • 同じコンテンツまたは実質的に同一のコンテンツを複数のアカウントで投稿しないでください。

開発者がAPIベースのボットアカウントを運用する場合、何のアカウントなのか、アカウントの責任者は誰なのかを明示する必要があります。アカウントがボットであるかどうかに関して、利用者に誤解や困惑を与えてはなりません。 有効な方法として、プロフィールの自己紹介で、アカウントがボットであると明示することをお勧めします。

 
Xのパフォーマンスに関するベンチマークの実行

ベンチマークの実行、競争および商用利用を目的として、Xの可用性、パフォーマンス、機能、使用統計を評価するためにX APIを使用しないでください。たとえば、X APIを使用して以下のことを行ってはなりません。

  • マンスリーアクティブ(MAs)やデイリーアクティブ(DAs)の合計数など、X評価基準指標の集計を計算すること

  • ライブ放送の視聴回数の合計など、Periscope評価基準指標の集計を計算すること

  • 1日に投稿されたツイートの合計数、またはアカウントエンゲージメント数など、Xのツイート評価基準指標の集計を計算すること

  • Xの応答性を測定または分析すること

  • 以下で許可されている場合を除き、X上のスパムまたはセキュリティを測定または分析すること

Xは、X上の会話の健全性を向上させるための研究をサポートしています。開発者は、スパム、不正利用、およびプラットフォームの健全性に関するその他のトピックを非営利の研究目的で測定および分析するために、X APIおよびXコンテンツを使用できます。開発者は、Xからの書面による明示的な許可なしに、Xポリシーに違反する行動やコンテンツの測定や分析を行ったり特定を試みたりする商用サービスを、X APIまたはXコンテンツを使用して開発、作成、または提供することはできません。

ユースケースがこの目的に沿った非営利の研究に該当するかどうかについて質問がある場合は、APIポリシーサポートフォームを使用してリクエストを提出してください。

 
ツイートの公開表示

開発者は、不特定の人々または開発者のサービスの利用者に表示するすべてのXコンテンツの完全性を保たなければなりません。コンテンツの表示にX APIのWeb活用を利用していない場合には、X APIを使用して、表示に利用できる最新バージョンを取得する必要があります。表示対象のコンテンツがX API経由でアクセスできなくなった場合は、できるだけ速やかに、またはXもしくは該当するXアカウントの所有者が削除を要請してきてから24時間以内に、あるいは適用法令において特段の定めがある場合はそれに従って、開発者のサービスから削除する必要があります。

Xコンテンツをオフラインで表示する場合は、特定のルールに従わなければなりません。ツイートをオフラインで表示する場合は、ライブ放送でのツイート利用に関するガイドラインに従ってください。 Periscopeライブ放送をオフラインで表示する場合は、Periscopeライブ放送利用に関するガイドラインに従ってください。

ツイートの埋め込みまたは表示に際して、サイトのインプレッションが1日に1,000万を超える場合には、X APIへのアクセスについて当社にお問い合わせいただく必要があります。Xは、開発者によるX APIの使用条件として追加の条件を要求する権利を留保します。開発者によるX APIのWeb活用の使用に関する追加の制限は次のとおりです。 

  • 埋め込みツイートや埋め込みタイムライン

    • 開発者のウェブサイト上での閲覧活動に関するデータを、興味関心に基づく広告やパーソナライゼーションなどの目的でXが収集および使用することを完全に開示する、法的要件を満たす通知を利用者に提供する必要があります。また、これらの収集および使用に関して法的要件を満たす同意を利用者から得る必要があります。
    • 興味関心に基づくXの広告やパーソナライゼーションを利用者がオプトアウトできる方法について、法的要件を満たす説明を行う必要があります(詳細はこちら
      )。 
  • X APIのWeb活用のウィジェット

    • 開発者は、利用者の端末上のクッキーまたはその他の情報の保存とアクセスを行うにあたっては、Xのクッキーの使用に記載されているように、それに関する明確で包括的な情報が利用者に提供されることと利用者の同意を得ることが法的要件になっている場合、当該要件を確実に満たなければなりません。
       
  • 13歳未満の児童をターゲットとするサービス

    • 13歳未満の児童をターゲットとするサービスでは、埋め込みツイートや埋め込みタイムラインにおけるXのカスタマイズをオプトアウトしておく必要があります。そのためには、オプトアウトパラメータを「有効」にします(詳細はこちら)。
 
コンテンツの再頒布

Xコンテンツを取得する最良の方法は、Xから直接取得することです。したがって、Xは第三者に対するXコンテンツの再頒布に制限を設けています。Xコンテンツを第三者に提供する場合(ダウンロード可能なデータセットまたはAPIを通じて提供する場合を含む)、ツイートID、ダイレクトメッセージID、アカウントIDのみを配布できます(下記の例外を除きます)。 また、Xは、学術研究者が非営利の研究目的でツイートIDおよびアカウントIDを共有することを特別に許可しています。

Xの書面による許可を得ない限り、開発者はいかなる法人(単一の法人に関連する複数の個人を含む)に対しても、30日間で合計150万を超えるツイートIDを配布することはできません。これに加えてすべての開発者は、自動化されていない手段(スプレッドシートまたはPDFファイルのダウンロードなど)を用いる場合、開発者のサービスの各利用者に対し、1日に最大5万件の公開ツイートオブジェクトやアカウントオブジェクトを提供できます。

学術研究者は、学術機関を代表して非営利の研究目的で使用する場合に限り、ツイートIDやアカウントIDを無制限に配布することが許可されます。たとえば、ピアレビューまたは研究の検証を可能にする目的でツイートIDを無制限に共有することが認められます。ユースケースがこのカテゴリーに該当するかどうかについて質問がある場合は、APIポリシーサポートフォームを使用してリクエストを提出してください。

第三者に提供されるすべてのXコンテンツにも、同様に本ポリシーが適用されます。当該第三者は、これらのダウンロードを受領する前に、Xのサービス利用規約プライバシーポリシー開発者契約、および開発者ポリシーに同意する必要があります。開発者は、いかなる法人に対しても、本ポリシー開発者契約、その他のXとの契約に記載されているXコンテンツの配布に対するその他の制限または制約を回避できるようにしてはなりません。

 
エンゲージメントに対する支払い

開発者のサービスでX上のアクションに対して利用者に報酬を支払うことは、真正でないエンゲージメントの発生につながり、プラットフォームの健全性を低下させるため、許可されません。X APIの使用にあたり、XまたはPeriscopeでのアクションに対する金銭的報酬または仮想の報酬を売買することはできません。これには、ツイート、フォロー、フォロー解除、リツイート、いいね、コメントおよび返信が含まれますが、これらに限定されません。

 
サービスの信頼性

利用者が提供元および目的を理解できるように、開発者は、自らのサービスであることを明示しなければなりません。開発者の識別情報および機能を隠ぺいする、またはXもしくは第三者との提携について誤解を生じさせる可能性がある名前、ロゴ、またはURLは使用しないでください。売名目的、または他人による名前の使用を妨害する目的でアプリケーションを作成することは禁止されています。

利用者を以下に誘導するサービスのためにURL(短縮URLを含む)を使用することはできません。

  • 開発者のサービスと無関係のサイト

  • スパムのサイトまたはマルウェアサイト

  • 利用者がXポリシーに違反することを推進するサイト

 
Xの名前、ロゴおよび肖像

Xの名前およびロゴは、XコンテンツのソースがXにあることを示す場合に限り、使用および表示できます。Xの名前およびロゴ、Xオフィシャルパートナープログラムバッジ、あるいはその他同様のマークや名前を、Xによる支持、スポンサーシップ、またはXとの関連性の存在について誤解を生じさせるような方法で使用することはできません。Xブランドリソースには、Xブランドを正しい方法で使用するのに役立つ詳細情報が含まれています。

X認証済みアカウントバッジと、APIを介してXから開発者に報告されたアカウントの種類を強調する表象のみを使用できます。これにより、開発者のサービスに表示されるコンテンツがXに表示されるコンテンツと同等であることを利用者に通知することができます。

 
X上の広告

Xコンテンツの広告が許可される方法と場所については制限があります。第一に、ツイートまたはPeriscopeライブ放送と類似した広告や、利用者がそれらと混同することが合理的に予想される広告は許可されません。広告に関するその他のルールは以下のとおりです。

  • Xコンテンツと開発者の広告は明確に分ける必要があります。X広告または公式のX KitとMoPubの統合を通じて提供される広告を除き、Xのタイムライン内、または開発者のサービスのPeriscopeライブ放送上もしくはPeriscopeライブ放送内に広告を表示することはできません。

  • Xは、X APIを通じた広告を配信する権利を留保します。XがAPIを介してX広告の配信を開始した後で開発者がX広告の配信を決定した場合には、関連する利用規約に従い、広告収益の一部が開発者に分配されます。

  • Xプラットフォームの外部で広告を掲載して利用者をターゲティングするために、XコンテンツまたはX APIから入手した情報を使用することはできません。